中国電力が西日本全域での電力小売り参入へ

2014年11月20日


「中国電、西日本全域で販売」――。2014年9月27日付け日本経済新聞朝刊(14版)の1面にこんな見出しが踊った。

中国電力は2016年4月に予定される電力の全面自由化に合わせて、自社の余剰電力を送電線網を使って隣接する関西電力や九州電力、四国電力の管内の家庭に販売するという。

これは、慎重な姿勢を崩してこなかった大手電力会社間の本格的な競争の始まりを告げる号砲と言える。

2014/11/18 日経テクノロジーonline

中国電力が西日本全域への電力小売り開始か

中国電力が現在の販売地域である中国地方を超えて、

西日本全域への電力小売りを開始する考えを明らかにしました。

前回の記事で、九州電力の首都圏への電力小売り参入を紹介しましたが、

今回の記事も、電力自由化によって電力小売りマーケットの競争が激化することを明らかにしています。

域外への供給自体は目新しいことではない

実は、すでに東京電力が中部電力や関西電力の管内で、

また、中部電力や関西電力が関東圏での電力販売を始めるなど、

域外での電力販売は、すでに始まりを見せているものでした。

しかし、これらの供給は、それぞれの電力会社の子会社である新電力が、本社の域外で調達した電力を供給する形をとっていました。

中国電力が始める域外への直接供給は影響大

一方で、今回中国電力が明らかにしたのは、子会社を通じた供給ではなく、本体の発電所で発電した電力を域外に直接供給するということでした。

これは、域外販売が可能になる電力量などを考えると、電力自由化による本格的な競争を誘発するものとなる可能性が高いそうです。

いよいよ電力自由化による影響が拡大してきたように見えます。これからも引き続き、動きを追っていきたいですね!

 

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